なぜ呼ばれない? 日本代表に招集したかった選手(4)ようやく復調!? 遠藤、守田と一味違う大型MF
日本代表はFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で6日にミャンマー代表と対戦し、11日にはシリア代表と対戦する。久保建英らが順当に名を連ねた一方で、呼ばれなかった有力選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかった選手を紹介する。※成績は8日時点の『transfermarkt』を参照。
MF:伊藤敦樹(いとう・あつき) 生年月日:1999年8月11日(25歳) 所属クラブ:浦和レッズ 2024リーグ戦成績:17試合3得点1アシスト 浦和レッズの伊藤敦樹は、加入初年度の2021シーズンから同クラブでコンスタントに試合に出場している。今季序盤は監督交代の影響もあり、適応に苦しんでいる印象だったが、次第に調子を上げている様子だ。 身長185cmの大柄なMFである伊藤は、体格を活かした守備に加えて、前線に顔を出すことができるボックス・トゥ・ボックスタイプの選手だ。サッカー日本代表の中盤の底は、遠藤航と守田英正の二枚看板と言える状況で、異なるタイプの選手が加わることは魅力的だろう。 アジアでの戦いでは、相手が引いて構えてくる試合展開も予想されるだけに、中盤から前線に飛びだせる伊藤は良いオプションになり得る。伊藤は能力が高い反面、今季序盤戦の苦戦からも感じられるように、システムへの適応にはやや時間が必要なタイプと言える。最終予選に向けて武器を1つ増やす意味でも、Jリーグで調子が上がってきたこのタイミングで招集するのは悪くなかったのではないだろうか。
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