「程良い距離感が良い」子供・若者が気軽に立ち寄れるフリースペースが栄に再登場
子供・若者が気軽に立ち寄れるフリースペース「#栄でチルする?」が、6月18日より『久屋大通公園テレビトーヒロバ』、『サカエヒロバス』に登場。スペース内では、設置されたキャンプチェアやベンチに座りながら、子どもや若者同士で会話を楽しむことができます。 主催の名古屋市によると、本取り組みは、家庭や学校等に自分の居場所が見つからない子ども・若者が、気軽に集まり安心して過ごせる“居場所”の提供と、支援が必要な子ども・若者に対し効果的なアプローチを図ることが目的。SNSや繁華街等における犯罪被害の未然防止につながることも期待されています。 「子ども・若者が支援を求めることを待つだけではなく、支援者側から寄り添い、子ども ・若者が信頼、安心できるように支援を届けることが必要」と本取り組みの狙いを明かす名古屋市。スペース内では、現場スタッフが悩みのある子ども・若者に対して相談にのり、本人の希望に応じて必要な機関等の紹介を行うこともあるそう。 昨年にも、10代~20代の子ども・若者を対象に2023年6 月から2024年2月にかけて実施された「#栄でチルする?」。名古屋市によると、昨年度は14日間の開催のなかで、1日平均約50 名が参加。参加者たちからは、「居心地よく過ごせた」、「栄でこのような居場所があるのは斬新で良かった」、「定期的に開催してほしい」など好評の声が寄せられたそう。 実施期間中、毎月のように通っていた参加者もいたことから、名古屋市はフリースペース開設に一定のニーズがあると判断。また、昨年度の参加者から「 程良い距離感が良い 」、「もっと増えるといい」など声もあったことから、今年は実施の頻度を、気候が良い7月~11月のみ月2回開催へ増やしているそう。 今年の「#栄でチルする?」は、6月18日(火)実施の『久屋大通公園テレビトーヒロバ』』を皮切りに、来年3月18日(火)まで原則火曜日の18時~21時まで開催します。