【40代・50代からの老後資金】○○へのお金を惜しむ人は、お金に関してつまきずやすい「老後マネーがショートする人、お金が貯まりにくい人7つの特徴」
ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんに、老後マネーを貯めるうえで大事なことを教えていただく連載。今回は、お金の失敗を避けるためにお金をかけたほうがいいことは何かなどを教えてもらった。
「あなたは知りたいことがあったとき、どのようにして調べますか? 今はグルメから旅行、ファッションなどあらゆることについての情報がWebなどで無料で手に入る時代ですから、『情報を得るためにわざわざお金をかけるのはもったいない』と思う人もいるかもしれません。でもそんな時代だからこそ、“情報にお金をかけることの意味”について、今回はお話ししたいと思います」
◆無料の情報は、ファッションでいえば既製服。デザインやカラーなどが似合っているか自分で見極める必要が
「例えば投資を始めようと思ったら、本を読む、インターネットで調べる、YouTubeを見るなどして勉強することができます。特に最近は、ご相談に来る方々のお話を聞いていると、YouTubeで勉強している方がとても多い印象です。確かにたくさんの専門家が情報発信をしており、見ていて面白いですよね。 ただ注意すべきなのが、YouTubeの情報は質が担保されておらず正確性にバラつきがあること。そして部分的に切り取った情報が多く、体系的に学ぶには不向きであることです。こういった特徴やデメリットを踏まえたうえで見るようにしましょう。 投資についてであれば、最近は金融庁などの公的機関や大手金融機関の情報サイトやセミナーなどもあるので、公的なものを中心に見ていくのも安心感があります。 また対面のセミナーや講演会に参加すると、モチベーションが上がるといったメリットも。ただし、セミナーや講演会の難易度などはさまざま。なので、そのセミナーがどういうテーマでどんな人を対象にしているのか、そして自分の理解度に合っているのかを見極めて選ぶことが大切です。 こうした無料の情報は、服にたとえるなら既製品のようなもの。既製服を買うときデザインやカラー、襟の形や丈の長さなどが自分に合っているか、チェックしてから買いますよね。 お金の情報もそれと同じです。自分に合っているかどうかを自分で見極めていかなければいけません」
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