50代母が振り返る、入学式のNGファッション。スーツの色とスカート丈の正解は?
春が近づき、入学式を控える子どもがいて、準備を考えている人も多いのではないでしょうか? かつて娘の入学式での服装に失敗してしまったという経験があると教えてくれたのは、シンプル暮らしに関しての著作もある原田さよさん。その経験を通じて、入学式にNGと思うファッションについて語ります。
これは避けたい、母親の入学式ファッションの特徴
かつて40代後半だった頃、娘の大学の入学式へ着て行った服で失敗したことがある経験から、今年の春にお子さんの入学式に出席する人に向けてご紹介できればと思います。 そんな実際に失敗した私が、そのあとに見たり聞いたりしてきたNGファッションが下記になります。 ・全身真っ黒になるコーデイネート(黒のスーツに黒のブラウスなど) ・黒いコサージュやネックレス ・黒ストッキング、タイツ、柄入りストッキング ・華美なヘアスタイルやネイル、アクセサリー ・膝が見えるスカート ・ブーツやミュール ・カジュアルなバッグ なぜこれらのファッションが失敗だったのでしょうか。
ほかの保護者よりもファッションが浮いてしまった理由
主役は子どもであり、その場がお祝いの席であるということを忘れないでいれば、まず失敗しないと思っていました。ところが私は、スーツの色とスカート丈で失敗しました。淡いベージュとピンクのキラキラする糸が織り込んであるツイードのスーツで、スカート丈は膝ギリギリ…これが失敗だったのです。 そもそも、親の服装など他人は見ていないかもしれないし、その学校の伝統や特色によって違うとは思います。でも、私の服装が周りから浮いていると途中で気づき、いたたまれない気持ちになったのを覚えています。
スーツの色は落ち着いているほうがよかった
淡いベージュとピンクが混ざった色のスーツが浮いていると気づいたのは、まわりの保護者の方たちでそういう色のスーツを着ている人がほとんどいなかったからです。大半が、ネイビーや濃いグレーのスーツで、大人しいファッションでした。色無地に羽織りという方もおられましたが、品があってすてきでその場にマッチしていました。 私の服装が、娘が通う大学のイメージに合わなかっただけかもしれません。あるいは、小学校や中学校の入学式と違い、親の方もある程度年齢を重ねているため落ち着いた色の服の人が多かったのかも。いずれにせよ、もう少し調べてから行けばよかったと後から思いました。