最後のテストマッチで3失点完敗も…バルセロナのフリック新監督「開幕節ではまた違ったチームになる」
バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、12日に行なわれたモナコ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 クラブが主催するジョアン・ガンペール杯が12日に行なわれ、今年はモナコと対戦したバルセロナ。しかし2024-25シーズン開幕前最後のテストマッチとなった中、『モンジュイック』で0-3の完敗を喫し、12年ぶりに同大会の優勝を逃すことに。今夏に招聘されたハンジ・フリック新監督が率いるチームは、一抹の不安を抱えたまま、プレシーズンを終えることになった。 試合後、フリック監督は「良い試合ではなかったね。アメリカ遠征で上手くいった部分でもミスを犯してしまった。ただ、(開幕節の)バレンシアではまた違ったチームになるだろう」と披瀝。続けて「今日はコントロール、自信、スピード、パスの精度が足りなかった。後半もミスを修正することができないままだった」と反省の弁を述べた。 同試合にはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンやFWロベルト・レヴァンドフスキら主力選手の他、MFパブロ・トーレやMFパウ・ビクトルら若手選手も多く出場。フリック監督も「我々の責任は、選手たちの面倒を見ること」としつつ、「今日のような試合の後は、自分たちがやったことの良し悪しを分析して、トレーニングに取り組むことができる」と敗戦から学ぶことがあると強調している。 フリック監督の下、ラ・リーガ奪還とチャンピオンズリーグ優勝を掲げるバルセロナ。来る17日、バレンシアとの開幕節を皮切りに、長く険しいシーズンへと足を踏み入れる。
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