築40年、北欧雑貨屋の「美しい台所」。食器のためにカスタマイズした世界にひとつの空間
ヴィンテージは暮らしに使ってこそ価値がある
ヴィンテージとの出合いは一期一会。それでも、おさださんが使い渋ることはありません。 「初めて北欧を訪れたとき、現地の方々が古いものを大切に使い続けている様子が印象に残りました。暮らしのなかで使ってこそ、ものは生きると思うから。たとえ珍しく貴重なものでも、しまい込まず、日常的に使っています」 スウェーデンのスティグ・リンドベリがデザインした「スピサ・リブ」というヴィンテージのシリーズ。北欧に20年通うおさださんも昨年初めて出合ったそう。サラダを盛るなどして愛用。 ブルーのポットはドイツのメリタのもの。澄んだ明るいブルーやグリーンは北欧を感じる色。台所のキーカラーに。 耐熱ガラスメーカー、パイレックスの古いビンでお茶を淹れ、ピッチャー代わりに。意外なものを器に見立てて使う楽しさも。
ESSEonline編集部