【陸上】やり投・北口榛花が日本陸連アスリート・オブ・ザ・イヤー!室伏広治に続き2人目の2年連続受賞
日本陸連は12月4日、日本陸連アスレティックス・アワード2024の受賞者を発表し、最優秀選手に当たる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」に、女子やり投の北口榛花(JAL)が選ばれた。昨年に続いて2年連続は、2011、12年の室伏広治(男子ハンマー投)以来2人目で、女子では初の快挙となる。 アスレティックスアワード2024 受賞者一覧と、過去のMVP受賞者をチェック! 北口は今夏のパリ五輪で65m80を放ち、女子トラック&フィールド種目において初の金メダルを獲得。陸上競技の五輪金は史上8個目だった。また、9月のダイヤモンドリーグ・ファイナルでは66m13をマークして連覇を達成している。 優秀選手賞にはパリ五輪男子110mハードルで5位入賞を果たした村竹ラシッド(JAL)、同男子走高跳5位の赤松諒一(SEIBU PRINCE)、男子35km競歩で10月に2時間21分47秒の世界記録を樹立し、パリ五輪男女混合競歩リレーで8位入賞の川野将虎(旭化成)が選出されている。 新人賞には、東京運動記者クラブ選出・日本陸連選出ともに、男子800mの落合晃(滋賀学園高3)と女子800mの久保凛(東大阪大敬愛高2)という、800mで日本新を出した高校生2人が選ばれた。また、今年の大会で幕を下ろした東日本女子駅伝を40年にわたって開催し、中継してきた福島テレビに特別賞が贈られている。 2007年にスタートした日本陸連アスレティックス・アワードは当該年に活躍した競技者などを称える表彰式。今年は12月19日に年間表彰セレモニーを開催する。セレモニーではパリ五輪入賞者への報奨金の授与と、日本グランプリシリーズのシリーズチャンピオンの表彰も合わせて行われる。
月陸編集部