“バレエ講師をクビになった”投稿で炎上したセクシー女優の半生「最初は炎上していることに気付かなかった」
バレエの経験はセクシー女優としても役立っている
――バレエの道に本格的に進む、という考えはなかった? 藤:もう30歳だったし、ここからバレエは難しい、と考えてしまいました。こういうところが臆病と言うか、理屈っぽいと言うか。成功する確率の低さがわかってしまうからこそ、もう挑戦できない。セクシー女優の世界は、なにも知らない世界だからこそ、飛び込めたんだと思います。 ――バレエは、自分から始めたいと言ったんですか? 藤:そうらしいです。母親は「4歳のときに友達の発表会を見に行って、その帰りにバレエをやりたいと言った」と聞いています。私は全然覚えていないんですが(笑)。 ――バレエの経験がセクシー女優として役立っている部分はありますか? 藤:「股関節がやわらかい」とか「腰の反りがスゴイ」とかは、よく言われますね。それはバレエで鍛えてきたからだと思います。あと、表現の部分では「指先まで意識する」とか、キレイに見せたいと思う部分に関して、バレエの経験が生きていると思いますね。
両親にはセクシー女優であることは話さない
――ご両親とは、仲が良いんですね。 藤:はい、先日も実家に帰って、ホラー映画を一緒に3本見ました。お盆だったので(笑)。お墓参りもしましたし、親戚にも会いましたね。 ――でもご両親は、セクシー女優の件は知らないんですよね? 藤:はい、話してはいません。ただ東京にいきなり引っ越したので、転職をしたのかな、とは思っているかもしれないですね。父は「朝の満員電車はどんなんや」なんて聞いてくるので、本当に気付いていないかもしれません(笑)。ただ母はそういう話のとき黙っているので、ひょっとしたらなにか気付いているかもしれないですね。 ――自分から話すつもりはないですか? 藤:そうですね、今のところはしないでおこうかと。でも今回のように「本を出版した」みたいな、自分がうれしいと思ったことを親と共有できないのがちょっと残念ですね。
女の子はセクシー女優をキレイなものとして憧れている
――セクシー女優に関して、まだ「不幸でかわいそう」のようなイメージがありますよね。その一方で、若い女の子には自分から「セクシー女優になりたい」と応募してくる子も増えている。そのあたりの意識の違いは感じますか? 藤:どうなんでしょう。「セクシー女優だからかわいそう」みたいな風潮は薄れてきているんだろうな、とは感じますね。やっぱり今のセクシー女優は、顔はもちろん身体もキレイじゃないですか。憧れるのは、女性として普通の気持ちなのでは、と思います。 ――それでは藤さんから、これからセクシー女優になろうとしている女の子に、なにかアドバイスはありますか? 藤:自分がするべきことを一生懸命になったほうがいい、と思います。セクシー女優になるとやっぱり、男の人が寄って来たり、チヤホヤされたり、いろいろあるんですよね。でもそういうところにかまけている時間があるなら、知名度を上げるために毎日Xでポストするとか、自分の仕事に真剣になるべきだと思います。 ――『はだかの白鳥』には、藤さんがデビューした当時の悩みや、具体的な体験が書かれていますよね。セクシー女優になりたい女の子は、ぜひこの本を読むべきかと。 藤:ありがとうございます!第2弾の出版も考えていますので、ぜひいろいろな人に読んでもらいたいです。