市長選に最大6人が立候補? 来年1月の宮古島市長選へ出馬表明が相次ぐ 現職は次の週末にも会見へ
来年1月の宮古島市長選に向けた出馬表明が相次いでいます。これまでに5人が出馬の意思を示していて、現職の座喜味一幸さんの対応に注目が集まっています。 今月6日には、県庁で企画部長などを歴任した下地明和(しもじ・あきかず)さんが、立候補の意思を表明しました。 下地さんは旧城辺町出身で、1982年に県庁に入庁後、商工労働部長、企画部長などを歴任。子育て支援や第1・2次産業の振興、新たな産業の創出などを基本方針に掲げています。 7日には、会社代表の豊見山徹(とみやま・とおる)さんが立候補の意思を表明しました。 豊見山さんは平良下里出身の64歳。特定の政党から支援を受ける予定はなく、無所属で出馬する意向を示しています。 「宮古島アイランド税(入島税)」の導入や、災害に備える食品備蓄10日分の実現などを施策に掲げています。 また8日には、県の元知事公室長で宮古島市の前副市長だった嘉数登(かかず・のぼる)さんも、保守系無所属の立場で立候補の意思を表明しました。 嘉数さんは旧城辺町出身で、県外の大学を卒業後、1989年に沖縄県庁に入庁、商工労働部長や知事公室長を歴任したほか、去年4月から約1年半は現職の座喜味市長のもとで副市長を務めました。 若者の定住や出生率減少の対策などを主な政策に掲げています。 宮古島市長選にはこれまでに、前県議の國仲昌二(くになか・まさじ)さん、市議の前里光健(まえさと・こうけん)さんも立候補の意思を示しています。 5人が立候補を目指す混戦模様のなか、現職の座喜味一幸市長は18日にも与党市議らから出馬要請を受ける予定で、次の週末にも進退について表明するものとみられています。
琉球放送