長崎スタジアムシティ 開業1カ月で55万人来場 休日は平均3万人、平日1万3000人
長崎市幸町の大型複合施設、長崎スタジアムシティが本格開業して1カ月。1日の平均来場者数は、休日は約3万人、平日は約1万3千人に達していることが15日、分かった。今月13日までの1カ月間の来場者数は55万人に達し、売り上げはほぼ目標通りに推移しているという。 リージョナルクリエーション長崎(長崎市)の岩下英樹社長は15日、全国中小企業団体中央会などが主催した「組合青年部全国講習会」で講演。全国から集まった約230人の若手経営者らを前に、地域創生への考えや開業1カ月間の状況などを話した。 岩下氏は「割と順調な滑り出しではないか」とし、16日から営業する県内初の屋内型アクティビティ施設、VS STADIUM NAGASAKI(ブイエススタジアムナガサキ)などの好影響で「(来場者数などは)まだまだ伸びると思っている」と話した。 懸念されていた交通渋滞の悪化については「一度も起きていない」とし、「県警の協力やお客さまが公共交通を使ってくれたおかげ。今後『車で行っても大丈夫』と思う方が出てくるかもしれない。対策を継続していきたい」と述べた。 地域創生については「感動とビジネスの両立を目指している。成功させて全国のロールモデルになりたい」と語った。