【衆院選】党首の第一声を独自分析 “もっとも訴えたい政策”は?
日テレNEWS NNN
第50回衆議院選挙が公示され、各党の党首らが各地で支持を呼びかけました。各党の第一声を分析すると、それぞれの“もっとも訴えたい政策”が見えてきました。 【画像】投票用紙も「異例」選挙戦…衆院選公示 “異例ずくめ”12日間の選挙戦スタート 注目ポイントは?
東日本大震災の被災地・福島県で演説をスタートさせたのは、自民党の石破首相です。 自民党 石破首相 「パーティー収入の不記載、そういうことが二度とないように深い反省のもとに選挙に臨みます。この選挙を私は、日本創生、そのための選挙だと位置づけます」 約半分の時間を割いたのが自身の政党アピールです。「政治とカネ」の問題については、「深い反省のもとに選挙に臨む」と述べるにとどまりました。 各党の第一声を分析して見えてきた“もっとも訴えたい政策”とは…
立憲民主党 野田代表 「裏金議員をウラから助ける、そしてウラの組織からの支援を受けている。ウラウラウラの自民党の政治文化を八王子から壊していこうじゃないですか、みなさん!」 立憲民主党は、全体の89%を「政治とカネ」に言及。いわゆる“裏金事件”を争点化して、“反自民層”の支持を広げたい考えです。
日本維新の会 馬場代表 「現役世代、子育て世代、若者世代、そういった皆さん方を、例えば教育の無償化でサポートをさせていただくことによって、皆さん方の可処分所得を増やして、その自由に使えるお金をどんどんどんどん消費に回してもらう」 日本維新の会は約半分を経済対策に費やし、身を切る改革や若者支援などを訴えました。
公明党 石井代表 「具体的な政策を訴え、そして政治資金規正法の改正をリードしてきた実績のある公明党にしかできないというふうに申し上げたいと思います」 公明党は政治とカネ問題にも触れ、「失われた政治への信頼をどの政党が取り戻すのかが争点だ」と訴えました。
共産党 田村委員長 「人間を大切にする経済に変えていきましょう。暮らし応援こそが経済を元気にする道だ」 共産党は経済対策に重きを置き、暮らしこそが経済を元気にすると「最低賃金1500円以上」などを強く訴えました。