究極のオフロードビースト「イネオス グレナディア クォーターマスター」登場!ディフェンダーを超えるそのドライビングパフォーマンスとは?
「クォーターマスター」は今後、「ジープ グラディエーター」や「フォード レンジャー ラプター」の領分を奪うことになるだろう。全長は5.44メートルで、ステーションワゴンより55センチ長い。プラットフォームにはユーロパレットが収まり、頑丈な全輪駆動車は最大800kgの貨物を運ぶことができる。
イネオス グレナディア クォーターマスター: 牽引能力3.5トン
牽引能力3.5トンの「クォーターマスター」は、悪路に重機を持ち込む必要のある林業や救助活動に最適だ。あるいは、一日の終わりにヒマラヤの高原に素早く登る筋金入りのオフローダーとしても。 リアドアまではステーションワゴンと同じ。クルーキャブの後席乗員にとっては、シートバックが垂直なので居住性はよくない。また、足元スペースも8センチ狭くなっている。イネオスにとって、荷台に載せるユーロパレットの寸法の方が重要だった。
室内は、すべてが実用的に設計されている。汚れ仕事が終わったら、ホースで床を掃除できるし、タッチスクリーンやロータリーコントローラーで操作可能なマルチメディアメニューは、世界中のあらゆる傾斜ポジションに必要な情報にスリム化されている。センターコンソールのボタンやロータリースイッチは大きく頑丈で、エレガントではない。ルーフのコントロールパネルは飛行機のコックピットを思わせ、オフロードで最も重要な機能が盛り込まれている。 いや、このイギリスのメタルマウンテンは、ケーからレオポルト通りまでのキャットウォークを散歩するのに理想的な選択ではない。「ディフェンダー」も本気ではなかった。重厚なラダーフレーム(赤、黒、グレーの3色がある)、腕のように太いリジッドアクスル、過酷なクライミング用に設計されたディファレンシャルロックなど、この3トン近いヘビーデューティ車は絶対的なフロンティアランナーだ。故障する可能性は省く必要があるため、エアサスペンションという選択肢はなかった。長寿命であることは、イネオスにとって常に最優先事項なのだ。
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