米首都の軍による消防局支援承認 大統領選で態勢整備
【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は4日の記者会見で、オースティン国防長官が大統領選投開票日の5日から13日にかけ、首都ワシントンの軍による消防局への支援を承認したと明らかにした。選挙や大統領就任式など大規模イベントの通常の慣行と説明。「国防総省は要請があれば州や自治体を支援する態勢を整えている」と話した。 2020年の前回大統領選ではトランプ前大統領が敗北を認めず、21年1月に支持者らによる連邦議会襲撃事件が起きた。警備当局は選挙結果次第で襲撃や暴動など不測の事態が起きかねないとして警戒を強めている。