ガラケーからのスマホに乗り換え、月3GB以下で選ぶ格安SIM【24年6月最新版】
【6】mineoは低速使い放題の「マイそく」が月額250円から!
関西電力グループのオプテージが提供する「mineo」は、ドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリアが選べる格安SIM。 ガラケーからの乗り換えなら、データ通信速度を低く抑える代わりに無制限利用できる「マイそく」がオススメになります。 マイそくは、データ通信の最大速度を抑えた4つのプランが用意されており、最大32kbpsの「スーパーライト」は月額250円、最大300Kbpsの「ライト」は月額660円、最大1.5Mbpsの「スタンダード」は月額990円、最大3Mbpsの「プレミアム」は月額2,200円となっています。 最大32Kbpsの「スーパーライト」は、ネットに接続しないのが前提の電話専用向けですので、多少はメールやLINEもやりたいということなら、最低でも「ライト」、できれば「スタンダード」にしておきましょう。 ただし、いずれのプランも月曜~金曜の12時台は最大32Kbpsに制限されますので注意しましょう。もちろん、この場合でも音声通話に影響はありません。 また、mineoの通話定額オプションのかけ放題は「10分かけ放題」が月額550円、「時間無制限かけ放題」が月額1,210円で追加できます。
【番外編①】povo2.0なら基本料0円から利用できる!
厳密には格安SIMではありませんが、ガラケーからの乗り換えではKDDI(au回線)の格安プラン「povo2.0」も見逃せません。 基本料金0円で電話番号を維持できるので、ネットをほとんど利用しないのであれば検討の余地があります。 povo2.0は、トッピングを追加しなくても低速(最大128kbps)でネットに接続できるので、メールやLINEのトーク程度なら基本料0円でも利用可能。 しかし、Webサイトを快適に見たいなら自分で高速データ通信のトッピングを追加する必要があり、たとえば、3GB(30日間)が月額990円で購入できます。 とはいえ、半年(180日)に1度は何かしらトッピングを購入しないと、契約を解除されることがあります。現在もっとも安いトッピングは1回330円の「使い放題(24時間)」ですので、回線の維持には最低でも330円×2回=年間660円はかかるでしょう。 もちろん、かけ放題のトッピングも用意されており、「5分かけ放題」が月額550円、「通話かけ放題」が月額1,650円で追加できます。 このように、トッピングを自分で自由に選べる便利なpovo2.0ですが、基本的に毎回自分でトッピングを購入して設定することになります(データ追加3GB(30日間)ならオートチャージ可能)。 スマホの操作に慣れていない元ガラケーユーザーには、ここが少し面倒だと感じるかもしれませんね。
【番外編②】回線が気にならなければ楽天モバイルという選択肢も!
「楽天モバイル」は大手キャリアですが、「Rakuten最強プラン」は月3GBまでなら月額1,078円と格安で利用できます。また、Rakuten Linkアプリを利用すると完全かけ放題が0円になります。つまり、月3GB+完全かけ放題=月額1,078円と考えることもできるんですね。 もし、楽天モバイルの回線やRakuten Linkアプリの音質に不安がないなら、楽天モバイルもガラケーからの乗り換えで有力な選択肢になるでしょう。 ※文中の料金はすべて税込表記です。 ※料金プランは2024年6月時点のものです。今後、内容や料金が変更されることがありますのでご了承ください。
すずきあきら