村上本部長「選手は自立を」 体操
日本体操協会で新たに体操女子の強化本部長に就任した2021年東京五輪銅メダリストの村上茉愛氏が11日、東京都内で取材に応じ、強化方針を明かした。 「一番はやっぱり(選手自身の)自立。コーチの指示に従うだけではなく、自分で考えられる選手をつくり上げたい」と抱負を述べた。 日本はエースの宮田笙子(順大)が飲酒、喫煙問題によって今夏のパリ五輪の代表を辞退するアクシデントがあり、目標としていた団体のメダルには届かなかった。村上氏は「メダルを取れる可能性があった中で崩れた部分があった。(日本は)本番には強いので、そこを最大限に生かして次のロサンゼルス五輪に向かっていきたい」と語った。