「“カルロス”爆発したん?」と地元のお年寄り『カイロス2号機』がった約3分後に飛行中断措置「今後もスペースワンは失速することない」と社長
■「本当のバンザイをみんなでもう一度したい」と串本町長
和歌山県串本町の田嶋町長は。 串本町 田嶋勝正町長:本当に改めてロケット技術の難しさというのを、今回も感じたところであります。今日来ていただいた皆さんと一緒にバンザイをしましたが、それは成功のバンザイとはなりませんでした。次、皆さん方に来ていただくときには、本当のバンザイを、みんなでもう一度したいなと思います。 今後の宇宙への夢は、「カイロス3号機」に託されることになる。
■政治ジャーナリスト・青山氏「資金面でも大変だが官民みんなで応援を」
ヘリコプターに搭乗して空からカイロス打ち上げの様子をリポートした田中友梨奈アナウンサーは、間近で見た印象を次のように話した。 田中友梨奈アナウンサー:宇宙映画を見ているような迫力で、小型ロケットといっても、ヘリの窓越しに見るロケットのスピードはもちろん、火力もすごくて、すぐに自分の目で追えなくなってしまうほどでした。 結果的にミッション達成できなかった。日本政府としても期待するところは大きかったのだろうか? 政治ジャーナリスト 青山和弘さん:日本政府は、宇宙戦略基金というものを作って、10年間で1兆円のお金を積んでいるんです。2030年代前半までに、民間を含めて年30機のロケットを打ち上げると目標にしているんです。 政治ジャーナリスト 青山和弘さん:ただアメリカの、例えばイーロン・マスクさんのスペースXと今回打ち上げしたスペースワンの企業価値・企業規模を見ると、スペースXはなんと50兆円の企業価値。スペースワンは大体400~500億で全然違う。1000倍ぐらい違うわけです。そういう資金面で大変なんですけど、官民みんなで応援して、ビジネスにもつながるし、日本の安全保障にもつながるんで、応援していきたいと思いますね。 スペースワンは原因を究明して、できるだけ早く3号機を打ち上げたいということで、次のチャレンジに期待が集まる。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年12月18日放送)
関西テレビ
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