梅雨に入る前に! 家をカビだらけにしないためにしておくべきこと
こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。 もうすぐ6月。今月はすでに沖縄などが梅雨入りをするなど、これからジメジメする時期が始まろうとしていますね。 梅雨の時期「衣類のお手入れ」はどうしたらいい? 掃除のプロに聞いた“簡単テクニック” 雨の日が続くとそれだけで湿気が多くなるのに、洗濯を部屋干しにしなければいけないときは家の中の湿度がさらにアップ。カビの発生リスクが高くなります。ジメジメする前に、まだ湿度の低い今のうちから対策をしておくことをおすすめします。 家の中で発生しやすいカビは、いわゆるアオカビやクロカビといわれる種類のものです。カビによっては、感染症やアレルギーなど人体の健康に悪影響を及ぼす可能性もあるので、できるだけ発生させないことが大切。発生してしまうと、カビの強い繁殖力ですぐに広まってしまったり、いくら掃除しても除去しきれなかったり、よけいな時間と労力が必要となります。 カビが発生してしまう前に少し対策するだけで、梅雨時期も快適に過ごせるようになりますよ。
カビが発生してしまう家の特徴は?
カビが発生する主な条件には、「気温が25~30℃ほど」「湿度60%以上」「ホコリや汚れがたまっている」があります。これらの条件を1つでもなくせば、カビの発生リスクはグッと下がります。 これから気温と湿度はどんどん高くなります。 気象庁の長期予報を見ても、日本の広いエリアで今年の夏の気温は「平年並みか平年よりも高い」という予想。そして、梅雨入りは「平年より遅い」か「平年並み」の傾向があるようです。やはり6月上旬から中旬にかけての梅雨入り時期からカビには注意が必要ですね。エアコンや除湿器などの家電を活用して、家の中を適度な温度と湿度に保つことが望まれます。 ただ、気候に関することはなかなか人間の力ではコントロールできません。家電を使うにしても、どんどん高くなる電気代などが気になってしまうかも。 そこで、「ホコリや汚れがたまっている」という条件をなくすことが効果的なカビ対策になります。掃除するとなると、「大変」「めんどくさい」と感じる人もいるかもしれません。でも、それは掃除の前に“片づけ”をしないといけないと思っているからではないでしょうか? 掃除機をかける、拭き掃除をするなど、掃除をすること自体は意外と短時間で終わります。モノが散らかっていたり、出しっぱなしになっていたりすると、掃除をするための準備として片づけが必要になってしまいます。 そのため、散らかっている家はホコリがたまりやすくなり、カビも発生しやすくなってしまうのです。