【JBCスプリント】地元の期待を背負うテイエムフェロー 母と同じく7ハロン戦での波乱演出を狙う
[JpnI・JBCスプリント=2024年11月4日(月曜)3歳上、佐賀競馬場・ダート1400メートル] テイエムフェロー(牡5・佐賀=平山宏秀厩舎) 父マジェスティックウォリアー 母トシキャンディ 母の父バブルガムフェロー 佐賀スプリングC→佐賀がばいスプリント→吉野ヶ里記念と重賞3連勝で臨んだ前走のJpnⅢサマーチャンピオンで、地元最先着の5着。4頭の中央馬に先着して意地を見せたテイエムフェローが、地の利ある地元での大一番に挑む。 前走後はここを目標に定めて、乗り込み量は十分。平山宏調教師も「サマチャン後に少し疲れが出ていたようだけど、休養して疲れも取れているようだし、乗り込んで順調に調整できている」と目を細める。佐賀で開催される初のJBCに目の色が変わるのは当然の話だ。 しかし、ここは相手も強力メンバーがそろう。中央馬だけでなく、地方勢も各地のトップホースが集結。普段はスッと前につける脚質だが、簡単に思うような競馬ができないことは陣営も認識している。出たなりの位置で脚をためて「このメンバー相手にどこまでかわせるか」(平山師)という策だ。母トシキャンディが2012年のプロキオンSであっと驚かせた12番人気のVから12年。地元の期待を背負う息子が、母と同じダート7ハロンでの大金星を狙って出陣する。
東スポ競馬編集部