エアコン3万円、LED照明1000円前後…お得に買える「家電エコ割」知らずに損している人に伝えたいこと 対象は?どれくらい安くなる?条件は?
そして、もし補助金がもらえるとしたら、絶対活用しないと損! なにせ消費電力の多いジャンルの省エネ家電が安く買えるうえに、月々の電気代まで安くなるのだ。 ■エアコンなどが1~2割引き 気になる補助金の対象となる家電は、各自治体でも異なるため、詳細や最終的な確認は自治体のホームページを見たり、近所の量販店のサービスカウンターなどで相談したりしてほしい。 ちなみに筆者が独自に調べたところ、多くの自治体が援助してくれるのは、次のような家電だ。これだけで家庭の光熱費の6割ぐらいを占める。
エアコン、冷蔵庫、LED照明、給湯器 補助金がどのぐらいもらえるかも気になる。これに関しては、「地方自治体によりけり」というのが正直なところだ。 「非省エネから省エネ家電への買い替えか、新規購入」「エアコンや冷蔵庫は畳数や容量で区分」「とくに省エネ性の高い機種だと加算」など、いろんな条件がついてくる場合もあるようだ。また「上限〇万円で代金の△%の補助」というものもあれば、「この性能だと〇万円の補助」と金額が具体的になっているものもある。
ただ、おおむね購入金額の10~20%が還元されるという感じだった。 例えば、LED照明。国産メーカーの6~8畳向けなら価格が6000円ほどなので、補助金は600~1200円という具合。 エアコンで14畳向け、リビングに置くセンサー搭載の省エネタイプなら、25万円前後なので、補助金は2万5000円~5万円だが、上限に引っ掛かって3万円ぐらいという感じ。 給湯器で、シャワーとシンクが同時に使える標準的な20号だと、省エネの「エコジョーズ」タイプで15万円前後になり、補助金は1万5000円~3万円が目安と思っていいだろう。
冷蔵庫も値段に応じて同様の感じだった。 もちろんこれらはあくまでも目安なので、「家電(エアコン、冷蔵庫、給湯器)がそろそろ10年を超えて、壊れるころだな」といった場合で、一番補助金の多いものに使うといい。 大事なのは、補助金は、自治体のお財布が空になった時点で終了となる、ということ。「1年後」と期限を切っていても、利用者が多い場合は前倒しで打ち切りになる場合もあるので、なるべく早く買い替えの検討をオススメする。