オリ一筋、昨季引退T―岡田氏 「スポーツの素晴らしさ伝えていきたい」スポニチ本紙野球評論家に就任
オリックス一筋19年で通算204本塁打など一時代を築き、昨季限りで現役を引退したT―岡田氏(36)が1日付でスポーツニッポン新聞社の野球評論家に就任した。“デビュー戦”は履正社(大阪)の6学年先輩となるオリックス・岸田新監督との初対談。「初仕事の相手が岸田監督となったことに縁を感じますし、本当にうれしく思います」。今後は2月1日から始まる各球団の春季キャンプ視察から本格的に活動を開始する予定。「スポニチさんを通じて、野球に限らず幅広くスポーツの素晴らしさを伝えていきたい」と独自の視点も交えながらスポーツの魅力を伝えていく決意を示した。 ◇T―岡田(てぃーおかだ、本名岡田貴弘=おかだ・たかひろ)1988年(昭63)2月9日生まれ、大阪府出身の36歳。履正社では高校通算55本塁打も甲子園出場なし。05年高校生ドラフト1巡目でオリックス入団。登録名を「T―岡田」に変更した10年に33本塁打で初タイトルを獲得し外野手のベストナイン。14年は一塁手でゴールデングラブ賞。20年9月26日の日本ハム戦でプロ野球史上12人目の全打順本塁打を達成。21年は17本塁打、63打点でチーム25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。1メートル87、100キロ。左投げ左打ち。