見えにくいのにドリルを使用、神経傷つけ患者に重度の障害負わせたか 執刀医を在宅起訴 赤穂市民病院
読売テレビ
兵庫県赤穂市の市民病院で、手術中に適切な処置をせず、患者に重度の障害を負わせたとして、執刀した医師が27日、在宅起訴されました。 業務上過失傷害の罪で在宅起訴されたのは、医師の松井宏樹被告(46)です。 松井被告は4年前、赤穂市民病院で70代の女性の腰椎の手術を行った際、出血で見えにくくなっていたにもかかわらず、ドリルを使用して脊髄の神経の一部を傷つけ、足などに重いまひが残る障害を負わせたなどとされています。 神戸地検姫路支部は複数の専門家に手術の映像を確認してもらっていて、その結果、刑事責任を問えるだけの過失があると判断したとみられます。松井被告と共に書類送検された助手の医師は不起訴処分となっています。 赤穂市民病院では、松井被告が関わった手術で8件の医療事故が発生し、2人が死亡するなどしています。
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