モデル前田エマ「韓国作品の根底に悲しみややりきれなさを感じる」日本で韓国に触れられるおすすめスポットも
日本で韓国カルチャーに触れるスポット①チェッコリ(神保町)
神保町にある韓国書籍専門書店。韓国の本を日本語に翻訳し出版することにも力を入れている出版社「クオン」が運営。韓国原書が3500冊以上、翻訳本の小説やエッセイをはじめ、レシピ本や漫画、学習本も豊富。 前田さん:クオンから出版されている『少年が来る』という本で、光州事件のことを学びました。また、韓国では詩が生活に根付いているんですが、チェッコリにも数多くの詩集が並んでいます。韓国でいかに詩が親しまれているのかを知れる場所でもあります。 チェッコリ 東京都千代田区神田神保町1-7-3 三光堂ビル3階 https://www.chekccori.tokyo/
日本で韓国カルチャーに触れるスポット②K-BOOKフェスティバル
韓国文学の作家、編集者、翻訳家、デザイナー、そして読者が集まり交流できるイベント。今年は11月23日(土)、24日(日)に開催される予定。 前田さん:とても活気があって、毎回楽しみにしています。韓国ではどんな本が書かれていて、どんな本が読まれているのかを知れるまたとないイベントです。韓国の人が今求めている本を知ることは、社会的背景を学ぶことにもつながると思います。そして日本にはこんなに多くの韓国文学ファンがいるのかとびっくりします。 K-BOOKフェスティバル 2024 in Japan 会場:東京都千代田区神田神保町1-32 https://k-bookfes.com/
日本で韓国カルチャーに触れるスポット③ポポタム(目白)
目白にある本やアート作品を取り扱うブックギャラリー。奥のギャラリースペースでは、韓国のイラストレーターや作家のポップアップイベントの開催も。 前田さん:話題のZINEや注目されているイラストレーターの作品に触れることができ、韓国のカルチャーシーンの旬の情報をキャッチできる場所です。 ポポタム 東京都豊島区西池袋2-15-17 https://popotame.net/ 前田エマ 東京造形大学を卒業。オーストリア ウィーン芸術アカデミーの留学経験を持ち、在学中から、モデル、エッセイ、写真、ペインティング、ラジオパーソナリティなど幅広く活動。アート、映画、本にまつわるエッセイを雑誌やWEBで寄稿している。韓国カルチャーガイド『アニョハセヨ韓国』(三栄書房)を上梓。 取材・文/高田真莉絵 構成/渋谷香菜子