社会の変化に対応へ 地域の特色いかした魅力ある学校づくり
Q埼玉県出身なんだ、僕も埼玉県出身です。ジャズバンドの魅力って何ですか? (埼玉県出身) 「地域のイベントに出た時に、自分たちが練習してきた成果をお見せする場にできるのですごく嬉しいし、見てくれた方が『すごく良かったよ!』と言ってくれた時に『嬉しいなぁ』って思います」 (生徒会長 森田怜夢さん) 「音楽部は、地域の方々に支えられてこその部活だと思うので、僕たちの演奏を通して、感謝の気持ちをどんどん伝えていけたらなと思ってます」 四国最南端のまち、土佐清水市。豊かな自然に囲まれた県立清水高校にやってきたのは、卒業生の、ツーライス・大ちゃんです。 清水高校では、地域を題材に深く考える「探究学習」を行っていて、生徒たちは、身近にある問題点などに着目し、自分たちで解決策を探ります。自らが設定したテーマを解決する手段を体験的に学び、社会に出てからの行動の基礎を養うことが狙いです。 Q.どんなテーマでやってるの? (2年生) 「私は、『地元の郷土史・歴史を発掘する』というテーマで活動しています。絵本を作ってて…それを図書館などに展示したいなって思ってます」 Q.なんでそこに興味を持ったの? 「歴史がもともと好きで、そこから地元に貢献したいなっていう気持ちから、地元の歴史について調べるようにしました」 Q.清水高校のいいところは何でしょう? 「人数が少ない代わりに、先生との距離が近かったりして、分からないこととか教えてもらえたり、『地域への近さ』っていうのも強みなんじゃんないかなと思ってます」 清水高校は、21世紀のジョン万次郎の育成をコンセプトとして掲げ、来年度には学科の改変を行います。万次郎のようなたくましい人材が期待されています。 社会が激しく変化する時代。高知の未来を担う子どもたちを誰1人取り残さないための教育が、いま、進められています。
テレビ高知
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