約90点の公用文書など捨てようとした疑い 県警の女性警察職員を書類送検【愛媛】
公用文書を持ち帰り捨てようとした疑いで、県警が12日までに警察職員の女性主事を書類送検していたことがわかりました。 県警監察官室によりますと、女性主事はおととし3月から今年6月にかけて、公用文書や、警察職員の個人情報が含まれた私用文書を自宅に持ち帰ったほか、捨てるために段ボールの中に入れて警察署内に放置していました。 文書の中に捜査に関するものはありませんでしたが、数は約90点にのぼり、警察がすべて回収したため個人情報の流出はなかったということです。 女性主事は聞き取りに対し「文書の整理を後回しにしていたことで整理が十分にしきれなかった。 迷惑をかけて申し訳ない」などと話したということで、県警は先月28日付で所属長訓戒処分としました。 関係者によりますと女性主事は退職したということです。 また、県警は別の男性巡査が今年7月ごろ知人女性に対して複数回にわたり不適切な言動をしたとして先月28日付けで所属長訓戒処分としました。 県警監察官室は「職員に対する指導教養を徹底し再発防止に努めてまいりたい」とコメントしています。