左から箱山、小倉監督、寶会長、間木、宇野

9月2日から8日まで台湾（台北・桃園）で開催される「第13回 BFA U18アジア選手権」に出場する侍ジャパンU-18代表は25日、大阪市内で記者会見、結団式を行った。 【一覧】U-18代表メンバー 日本高野連の寶 馨会長は一昨年の世界大会3位、昨年の世界一に触れ、「日本は他国と違って、高校生だけで構成します。マナー面もしっかりとやってほしいと思っています。また一昨年は銅メダルですけど、勝率は4位。昨年は優勝したけど、勝率は2位。今年はメダルも金、勝率も1位になってほしい」と期待していた。 小倉 全由代表監督は代表選手たちに期待することについて、 「まずは日本を代表する選手たちですから、模範となる野球をやっていきたいです。しっかりと打って、守って、走って。投手はしっかりと投げてもらって良い顔をして野球をやってもらいたい」と語った。 間木 歩主将（報徳学園）は「日本代表に選ばれたことに責任と感謝を忘れずに、自分ができる最大限のプレーというのを台湾でしっかりとやりたいです」と意気込んだ。副将として支える宇野 真仁朗内野手（早稲田実業）、箱山 遥人捕手（健大高崎）がそれぞれ意気込みを語った。 「小さい頃から憧れだった日の丸を背負って戦う経験をさせていただいて、自分たちは日本の高校球児の代表として世界で戦っていくので、覚悟を持って戦っていきたい」（箱山） 「ここに選ばれたのは本当に今まで周りの方々が支えてくれたものです。そういう方々に感謝の気持ちを持ちながら、自分の役割というのを全うして、チームの勝ちに貢献できるようにプレーしていきたい」（宇野） 記者会見後には結団式を行い、代表18名、代表スタッフが自己紹介を行った。顔合わせして、小倉監督は「良い顔で野球をやろう！」と選手たちへ語りかけた。残りの国内合宿でさらにチームの結束、完成度を高め、万全の状態で2日の開幕を迎える。