【オートレース】森且行、準決勝進出ならず「こうなっちゃうと僕は…」~飯塚G1開設68周年記念レース
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は15日、福岡県飯塚オートレース場で開幕中のG1「第68回開設記念レース」3日目・第6R「準々決勝戦」に出走。8車立ての7枠からスタートし、懸命に前を追ったが、本来の動きとは程遠い足色でポジションを上げることができず。後方でもがき続けたまま7着でゴールした。 ロッカーへ帰ってきた森は、完全にお手上げモードで不完全燃焼の一戦を振り返った。「あ~っ、やっぱり腰回りが気になっちゃうんだよなあ。突っ込みで抑えられないんです。膝当てもいじくりまくったんですが…。こうなっちゃうと僕は長いんだよなあ。行ったり来たりしちゃって…。もう、何年やっているんだよって話だよね(自嘲気味に苦笑)」 ここまで3戦して5、3、7着。準決勝戦への進出を叶えることができずに予選落ちとなった。「もう腰回りはね、5ミリとかの世界なんだよ。エンジンも全然だめかもね。でも、何とか腰回りをなんとかしないよ。うん、よ~し、やるか!」 腰回りも着順も乱れてしまったが、気持ちだけは乱れない。大敗後、すぐさまメジャーと工具を握って復旧作業に取り掛かった。最後に「頑張ってください」と声を掛けると、柔らかくほほ笑んで「どーも、どーも」。ベスト32入りは果たせなかったが、一日でも早い完全復調を願わずにはいられない。 4日目・16日は第8R「一般戦」(午後6時6分発走予定)に出走する。
報知新聞社