オリラジ中田敦彦が語る「話を聞いてほしい」欲求の根源 YouTube前は「テレビもラジオもXもインスタも…全部うまくいかなかった」【報道の日2024】
井上: 腹落ちしたきっかけは何かあるんですか。 中田: 1回、YouTubeを止めようともしたんです。ほんと今年の(今から)数か月前ですかね。今年の頭に第3子が生まれて、育休に入って1回離れて、もう1回戻ってみて。それで今年、選挙が盛り上がってたので対談させてもらって、楽しかったものの、このまま続けていいのかなみたいな。YouTubeって、止めてもいいし、いっぱいあげてもいいしっていう中で、どれぐらいモチベーション保ってやっていくんだろうという中で、ふと立ち止まって、それで距離を取ったのが、違う自分になったきっかけかもしれないですね。 ■実は全く合理的でなく感情的な中田敦彦 だからびっくりさせてしまう 犬山紙子さん(以下、犬山): YouTubeで番組を作るっていうのはハードルが違いますよね。私はもう、Xに上げるのは日本酒が美味しいとかそういうことだけで、作品を書いてアップするっていうのはあまりやっていません。 中田: 逆に私は、Xとかにものすごい苦手意識があります。文字を投稿するのがとにかく苦手なんです。写真も苦手で、インスタグラムも全くうまくいかなくて。初めてこれならできるかもと思ったのがYouTubeだったんですよ。 井上: Xとインスタグラムもやった? 中田: やったんですよ。一生懸命頑張ったんです。何とか頑張りたくて、(Xの前身の)Twitterの頃から早めにやっていて。でも苦手でうまくいかないな、短文の投稿っていう才能がないんだ、文章では勝てないって思って。写真は、インスタグラムで1ミリも才能の欠片もなくて。 テレビも、私がやっていた頃はひな壇が多くて、集団プレーというか全体のパス回しが上手いとか、先輩にいじられて返しがうまいとか、そういうのが下手だったので、全然うまくいかなくて。 ラジオも、リスナーとの距離感や心をつかむ属性のパーソナリティではなかったんですよ。全メディアでうまくいかない中で、色々やったっていう感覚ですね。
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