【高校サッカー新潟全力応援】「越後の赤い壁」堅守が生み出す良いリズム「新潟明訓」を応援したい5つのこと
4.徹底した走力トレーニングと筋力トレーニングで培った「球際の強さ」
今年の新潟明訓のサッカースタイルは「堅守速攻」。 坂本和也監督が「相手が0点の時間帯はうちの時間帯」というように、県大会も無失点で突破。良い守備から良い攻撃のリズムを生み出すことで県大会を勝ち進んできました。 日々の練習では走力トレーニングと筋力トレーニングに特に力を入れ、球際で負けないプレーを各選手がやりきれるよう取り組んできました。キャプテンの斎藤瑛太選手は「この代は最弱世代と呼ばれてきた。選手全員が反骨心を持って練習から真剣に取り組んでいる。全国大会でも着実に勝って新潟明訓旋風を起こしたい」と意気込みを語りました。
5.大学1年生のマネージャー 全国大会でも全力サポート
チームを支えるのは大学1年生のマネージャーの金井瑠璃さん。この春に新潟明訓高校を卒業しましたが、卒業後にサッカー部のマネージャーが不在となってしまうため、もう1年チームを支えることを決めました。 選手からも「お母さんのよう」と慕われ、大学の授業が終わった後に電車で新潟明訓高校に通いながらチームをサポートしています。そんな「金井マネージャーを全国大会に連れて行く」という思いのもとチームも団結、見事その約束を果たしました。県大会決勝の後には選手全員で金井マネージャーを胴上げし、喜びを分かちあいました。 「一番近くで頑張ってきている姿を見てきたので、これからも支えてあげたい。全国大会でも100%の力を発揮して欲しい」金井さんにとっても初めての全国の舞台は12月31日の大阪府代表の阪南大高との2回戦。全力でチームをサポートし、勝利の為に力を尽くします。 (取材・文:高校サッカー選手権民放43社/テレビ新潟)