全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第9戦SUGOは濃霧のなか野中誠太が今季3勝目を飾る
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3大会は6月23日、宮城県のスポーツランドSUGOで第9戦の決勝レースが行われ、4番手から好スタートを決めた野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が優勝。小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が2位、中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が3位となった。 【第9戦のスタートシーン】 9時30分にフィニッシュした第8戦から3時間ほどというインターバルで迎えたスーパーフォーミュラ・ライツ第9戦は、前日に行われた第7戦の結果でグリッドが決まっており、小出がポールポジション。2番手に第8戦で初優勝を飾った中村が、3番手には荒川麟(B-MAX RACING 324)が、4番手には野中が並んだ。 第8戦同様、雨が降り続けウエットコンディションであることは同様だったが、一時は霧が深くなる恐れもあった第9戦は、定刻どおり12時35分に始まった。今回は第8戦と異なりスタンディングスタートとなったが、4番手から好スタートを決めた野中がスタートでトップに浮上した。 2番手には小出が続き、スリッピーななか2~4コーナーの攻防のなか中村が3番手を確保。4番手に荒川が続くも、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)がすぐテールにつけていった。 ウエットのなか、今季2勝ずつを飾っている野中と小出の戦いは終盤に向けて興味深い戦いとなっていたが、レース中盤に向け霧が濃くなってきてしまう。特にハイポイント周辺の霧が深く、7周目にセーフティカーが導入されてしまう。 霧はその後も晴れることはなく、セーフティカーランのまま30分の最大延長時間が経過してしまい、そのままフィニッシュ。野中が今季3勝目、小出が2位、中村が3位となった。マスタークラスはDRAGON(TEAM DRAGON 324)が連勝を飾っている。 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第3大会スポーツランドSUGO 第9戦決勝結果 Pos./No./Class/Driver/Car/Laps/Grid 1/36//野中誠太/PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC/16/4 2/50//小出峻/HFDP WITH B-MAX RACING/16/1 3/35//中村仁/モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC/16/2 4/51//荒川麟/B-MAX RACING 324/16/3 5/38//小林利徠斗/モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC/16/7 6/37//古谷悠河/Deloitte. HTP TOM’S 320/16/5 7/2//荒尾創大/HFDP WITH TODA RACING/16/6 8/1//K.フレデリック/Pilot ONE Racing with B-MAX/16/12 9/30/M/DRAGON/TEAM DRAGON 324/16/9 10/4/M/今田信宏/JMS RACING TEAM/16/8 11/13/M/藤原誠/TEAM DRAGON 324/16/10 12/8/M/清水康弘/GNSY 324/16/11 天候:雨 路面:ウエット ファステストラップ:中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC) 1'32.454 6/16 SC導入時刻: 12:48:18(6Laps)~13:08:22(16Laps) [オートスポーツweb 2024年06月23日]