東邦 平成最後の春に 部員紹介 仲間裕也選手(2年) 悔しさバネに守り抜く /愛知
<第91回選抜高校野球 センバツ高校野球> 俊敏さを武器に、昨秋は1年生ながらベンチ入りを勝ち取った。 2016年夏の甲子園2回戦。東邦が八戸学院光星(青森)との試合で九回裏に4点差から大逆転したのを見て「諦めない姿がかっこいい」と、地元沖縄から東邦への入学を決めた。 古里から遠く離れた愛知での生活に、ホームシックになることも多いが、携帯電話の待ち受け画面を沖縄の景色や友人の写真にして元気をもらっているという。 プレーでは、俊足を生かした守備やセーフティーバントなどの強みに加え、捕れないと思いながらも飛びついたボールがたまたまグラブに入っていたり、初めてのセーフティーバントが成功したりと、何かをしてくれそうな魅力を持つ。部内では「ミラクルボーイ」との呼び名もある。 メンバー入りを果たした昨秋の県大会では、ゴロを捕り損なうエラーを引きずって打撃でも思うような結果が出せなかった。その悔しさをバネに、この冬は基本に忠実な練習を心がけてきた。「レギュラーとして甲子園で守れるように、頑張りたい」。初の大舞台に向け、気合は十分だ。【高井瞳】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… ◆自分の特長は? ◇身長163センチ、体重65キロ ◇右投げ、右打ち ◇沖縄県金武町立金武中出身 ◇三塁手 ……………………………………………………………………………………………………… <マネジャーから一言> 普段はゆっくりマイペースだが、守備では素早く動くことができる沖縄ボーイ。