【新NISA】夢の1000万円への積立計画!10年で達成する投資月額をシミュレーション【積み立て額を決めるポイント5選】
2024年から、新NISAがスタート。子どもの教育資金や将来の老後資金などのため、資産運用を始めたいと考えている方もいるでしょう。 【写真でみる】金融庁の積立投資シミュレーションをもとにした図表で結果を一気にチェック! たとえば、10年で1000万円を達成するためには、毎月いくら積立投資をしたら良いのでしょうか。 今回は、資産運用のシミュレーション結果をみていきましょう。記事後半では、積立金額の決め方について解説していきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
10年で1000万円を達成するシミュレーション! いくら積み立てればいい?
まずは、10年で1000万円を達成するために、毎月いくら積立投資をしたら良いのか見ていきましょう。 ここでは、金融庁の資産運用シミュレーションを利用します。 ●<運用条件>10年✕目標1000万円の積立投資シミュレーション ・毎月 :6万5000円 ・運用利回り:5% ・運用期間 :10年 毎月6万5000円を積立投資し、年間5%で運用できたとすると、10年目に資産1009万3000円となり1000万円を達成できます。 1000万円の内訳は、投資元本は780万円、運用利益は229万3000円。 資産運用せずに毎月6万5000円を貯金した場合、1000万円を貯められるのは13年目(1000万円÷(6万5000円×12ヶ月)となります。 資産運用を行えば、同じ元手資金でより早く1000万円を達成が見込めるとわかりました。
同条件で20年つづけると…毎月6万5000円の資産運用シミュレーション結果は?
さらに、毎月6万5000円の積立投資を20年間続けたケースを見ていきましょう。 ●<運用条件>毎月6万5000円✕20年間の積立投資シミュレーション ・毎月 :6万5000円 ・運用利回り:5% ・運用期間 :20年 10年目で1000万円を達成する月額6万5000円の積立投資ですが、20年後には2671万7000円までの積み立てが見込めそうです。 資産運用には「複利の効果」というものがあります。運用で儲かった利益を再投資することで利益が利益を生み、雪だるま式にお金が増えていくことを指します。 そのため、20年後には単純に2000万円になるのではなく、複利の効果でさらにお金が増え、約2670万円になったというわけです。 なお、もしも資産運用せずに、毎月6万5000円を貯金していると、20年間で1560万円にしかなりません。資産運用した場合と比較し、1111万7000円も低くなります。 長期投資をコツコツ続けることで複利の効果を利用し、大きくお金を増やす可能性があるとわかります。 次の章からは、毎月の投資金額の決め方を解説していきます。