【陸上】東京五輪やり投王者チョプラが世界記録保持者ゼレズニー氏を新コーチに!「テクニックと正確さにあこがれていた」
男子やり投の東京五輪・ブダペスト世界選手権金メダリストN.チョプラ(インド)が、同種目の世界記録保持者ヤン・ゼレズニー氏(チェコ)を新たなコーチとすることが発表された。今月末から南アフリカで実施する合宿でトレーニングに合流することが報じられている。 東京世界陸上出場懸けた広州世界リレーの要項発表 パリ五輪上位16チーム出場へ チョプラは19年からこれまでドイツのバイオメカニクス専門家クラウス・バルトニエッツ氏の指導を受けていたが、75歳の同氏はこの秋に引退して家庭生活を送るものとみられる。 ゼレズニー氏は1992年バルセロナ、96年アトランタ、2000年シドニーと五輪3連覇の偉業を達成し、1996年にマークした98m48は現在も世界記録として残っている。現在58歳で、これまでに女子の世界記録保持者バルボラ・シュポターコヴァ(チェコ)や13年モスクワ世界選手権金メダルのヴィチェスラフ・ヴェゼリー(チェコ)の指導に当たってきた。 東京五輪銀メダルのV.ヴァドレイヒ(チェコ)ともこれまで14年間コーチとして関係を築いていたが、チョプラの加入に伴いこれを解消することが判明している。 チョプラは「幼い頃から、ヤン(ゼレズニー)のテクニックと正確さにあこがれ、その映像を何度も見てきた」と語っており、17年にゼレズニー氏との初対面を果たしていた。
月陸編集部