パリ・モーターショー2024 レトロな最新EVから水素スーパーカーまで、注目の展示車両を一足先にピックアップ! 14日~開幕
ルノー17エレクトリック・レストモッド x オラ・イト
1970年代に生産されていたクーペ、ルノー17が現代に復活した。最高出力270psの電気モーターとカーボンファイバー製シャシーを採用する、スポーティなEVコンセプトだ。フランス人デザイナー、オラ・イト(Ora Ito)氏とのコラボレーションで生まれ、オリジナルの17よりもわずかにワイド&ローだが、キャビン、ドア、窓など、多くの要素を受け継いでいるという。
ルノー・エンブレム
ルノーが提案する次世代のクーペSUV。水素燃料電池を動力源とし、長距離移動を可能にしながら、現在のガソリン車キャプチャーと比較してCO2排出量を90%削減できるという。実物大のモデルがパリ・モーターショーで公開されるが、インテリアを含めた完成形の発表は今月末まで待たなければならない。
THK LSR-05
日本の自動車部品メーカーであるTHKが、EVプロトタイプ「LSR-05」をパリに持ち込む。インホイールモーターやワイヤレス充電など、THKの最新技術のショーケースとなっている。昨年の「ジャパンモビリティショー2023」に出展したが、欧州では今回が初公開となる。 デザインはSNデザインプラットフォーム社が手がけるが、同社の代表を務めるのは日産GT-Rのデザイナーとしても知られる中村史郎氏だ。
チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)