パリ・モーターショー2024 レトロな最新EVから水素スーパーカーまで、注目の展示車両を一足先にピックアップ! 14日~開幕
アルピーヌ・アルペングローHy6
アルピーヌによる水素燃焼エンジン搭載スーパーカーが、今年のパリで次の進化を遂げる。2022年のショーで初公開され、今年初めに改良型4気筒エンジンを使って初めてサーキットを走ったが、現在は特注のV6エンジンに切り替わっている。 アルピーヌは燃費向上を優先しているが(4気筒エンジンはレースペースで1回の燃料補給につき100km走行できると試算している)、最高出力も現在の340psから向上させる可能性が高い。
BYDシーライオン07
中国大手BYDは、クーペSUVのシーライオン07の欧州仕様をパリで披露する。先進運転支援システム(ADAS)を搭載し、航続距離は480kmを大きく超えると言われている。セダンのシールより上位に位置すると予想される。
シトロエン・アミの新モデル?
シトロエンのティエリー・コスカスCEOは最近、AUTOCARの取材に対し、「アミのラインナップを拡大し、多くの変更を行うつもりだ」と語った。詳細は明かさなかったが、新たな派生モデルやアップグレードの可能性が考えられる。「パリ・モーターショーですべてを明らかにします」とコスカスCEOは締めくくった。
シトロエンC4のマイナーチェンジ
シトロエンC4について、ティエリー・コスカスCEOは「デザインをアップデートします。パリ・モーターショーにお越しください」と答えた。 欧州で目撃された改良型C4のプロトタイプから、フロントとリアのライティングシグネチャーが変更されることが判明している。インテリアにはアップグレードされたインフォテインメント・システムが導入される見込みだ。
シトロエンの新型コンセプトカー
シトロエンは「主要セグメント」向けのコンセプトカーを発表する。次期型C4もしくはC5エアクロスを予告するものと見られ、後者は来年登場する予定だ。2022年公開の「OLI」コンセプトからデザインのインスピレーションを得ていることは間違いない。
ダチア・ビッグスター
ルノー傘下のダチアは、ブランド史上最大、かつ最も高価なモデルとして新型ビッグスターを発表した。ミドルサイズのSUVであり、小型のダチア・ダスターのプラットフォームを延長して室内空間を拡大している。 ルーマニアの自動車メーカーで、廉価ブランドとして知られるダチアだが、近年ブランドイメージの刷新とラインナップ拡大に取り組んでいる。新型ビッグスターは来年初頭の欧州発売に先駆け、パリで一般公開される予定だ。価格は約2万9000ポンド(約565万円)からと言われている。