ロッテ・石川柊太が母校・創価大で自主トレ公開 新天地&パパになる2025年「恩をあだで返すことがないような一年に」
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使してロッテに移籍した石川柊太投手(33)が3日、東京・八王子市の母校、創価大で自主トレーニングを公開した。 【写真】背番号21のユニホームを着用し、ロッテでの意気込みを語った石川柊太 同大OBのヤクルト・小川泰弘投手(34)、日本ハム・田中正義投手(30)、巨人・門脇誠内野手(23)ととも汗を流した。毎年、恒例となっている母校での練習。「気持ち新たにという感覚になる。この集まりで、1年が始まるという、スイッチが入ります」と表情を引き締めた。 33歳の誕生日を迎えた昨年12月27日に、妻で元SKE48の大場美奈が第1子の妊娠を公表した。パパとしての自覚は十分で、既に準備を開始。自身のスマートフォンに、妊婦の体調変化や赤ちゃんの成長について学べるパパ専用アプリ「パパninaru」を入れて、情報収集している。「子供が生まれたら責任感も芽生えて、より頑張らないといけない気持ちになると思う。野球と子育ては大変だと思うが、普通にやっている同僚もいる。腹くくって、子育てもしていかないと」と意気込んだ。 2014年に育成ドラフト1位でソフトバンクに入団してプロ12年目の33歳。新天地で始まる一年に「不安」もあり、年末年始も休まず練習。「ずっと投げたりボールを握っていたりしていた方が状態がいい」と例年以上に体を動かしているという。 1月はメッツ・千賀らと沖縄で自主トレーニングをする予定。ロッテで先発の柱として活躍するべく、「恩返しの一年、恩をあだで返すことがないような一年にしたい」と決意を示した。