「大学の学費シミュレーション」国立or私立の進路で教育費はどれほど変わる?
1月になり、多くの大学などで入学試験が始まります。2024年1月13日(土)、14日(日)は「大学入学共通テスト」もありますし、これから多くの学校で入学試験が実施されます。 【大学の学費シミュレーション結果】進路ごとに学費を見る。4年生私立大学の平均は473万8710円 受験されるみなさんは受験勉強で大変ですし、サポートをされているご家族も入学が決まるまで、緊張が続く時期です。 もちろん入学してからも大事ですが、まずは「合格」を目指してベストを尽くしたいですね。 さて、現在受験生のご家族は教育資金のことまで考えられているとは思いますが、お子さんが将来、進学を考えられている方も準備をする必要があります。 今回は、大学の入学金と授業料について考えたいと思います。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
4年生国立大学の入学金と授業料
国立大学では、どの大学でも同じ入学料、授業料となっています。地域によっての違いもないためわかりやすいのですが、今回は一般の学部学生で記載しています。 入学料は28万2000円で入学時に納付し、授業料は年間で53万5800円と半期分ずつ支払うようになっています。 4年間の授業料が変わらない場合、総額は242万5200円。私立大学に比べると金額は少ない方です。 ちなみに公立の大学については、大学の地域内と地域外により入学金が違い、平均では地域内で22万4066円、地域外では37万4371円、授業料は地域内外どちらも同じで53万6191円となっており、4年間で地域内では236万8830円、地域外では251万9135円となっています。
4年生私立大学の入学金と授業料
私立大学では国立大学と違い、一般的に「教育充実費」や「施設設備費」などがあります。 コロナ感染が拡大するまでは、「施設設備費」や「施設負担金」でしたが、オンライン授業などで施設を使っていないにもかかわらず、支払いが必要になったこともあり、項目が変わった大学もあります。