ヤマハの子ども乗せ電動アシスト自転車「PAS babby」と「PAS kiss」が大幅進化
ポイントはフレームの低重心化と新チャイルドシートの採用
2024年11月18日、ヤマハ発動機株式会社は子ども乗せ電動アシスト自転車「PAS babby(パス バビー)」「PAS kiss(パス キッス)」の2車種をフルモデルチェンジすると発表した。2025年モデルとして2025年1月30日に発売を開始する。 【写真】ヤマハの子ども乗せ電動アシスト自転車2025年モデルをもっと見る ヤマハの電動アシスト自転車「PAS」シリーズのうち、子どもの送迎向けモデル「PAS babby(パス バビー)」、「PAS kiss(パス キッス)」のフルモデルチェンジが発表された。ちなみに「PAS babby」は後ろに子どもを乗せるモデルで、「PAS kiss」が前に子どもを乗せるモデルだ。 今回発表された新モデルは「日常に冒険のスパイスを」をコンセプトに開発された。子育てを積極的に協力して行う夫婦をターゲットに、ママもパパも使いやすく、週末に出かけたくなるようなデザインに仕上げられている。 両モデル共通の主な変更点は、1.コンパクトな新フレーム設計、2.走行中や押し歩き時の安定性を考えた車体の低重心化、3.サドルなど夫婦で共用しやすい自転車部品の採用、などである。
ドライブユニット周辺レイアウトを変更して安定性向上
車体フレームは、従来モデルと比べてまたぎやすさが改善され、低重心化することで走行中や押し歩き時の安定性を向上させた。またドライブユニット周辺のレイアウトも変更したことで、ペダルを漕いだ時にもフロントチャイルドシートやハンドルとの距離にゆとりが生まれ、背が高いユーザーでも余裕を持って乗車できるようになった。 また、スタンドも、体に近い位置で踏み込めるように形状を変更したことで、小柄なユーザーでも軽い力で簡単にスタンドがけが可能になった。 サドルは日本人の体型データをもとに97.5%の体型をカバーできる新設計とした。ママもパパも使うことを想定して、レバーを開くだけでシートの高さを簡単に素早く調節できるクイックレバーも新たに装備するなど、ユーザー目線で嬉しい機能向上が図られている。