ドーピング違反判明のボクシング界の“問題児”、大みそかRIZINに参戦 安保瑠輝也とエキシビション戦
安保瑠輝也は7月にマニー・パッキャオと対戦
格闘技イベント「RIZIN」は20日、都内で記者会見し、「RIZIN DECADE」(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)で、プロボクシング元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシアと、安保瑠輝也のエキシビションマッチを行うことを発表した。 【動画】「いい奴やん」「すごいな」…ガルシアが日本の子どもを笑顔にさせた“神対応”の一部始終 大物外国人との交渉をかねてから明かしていた榊原信行CEO。来日するのは、プロボクシング元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシアであることがこの日正式に発表された。 ガルシアは、今年4月に行われたボクシングのWBCスーパーライト級タイトルマッチの前日計量でリミット(63.5キロ)を約1.45キロも超過。試合には勝利したものの、その後にドーピング違反が判明し約1年間の出場停止処分を受けるなど、ボクシング界の“問題児”として知られている。 ガルシアを迎え撃つのは第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也。今年7月の「超RIZIN.3」ではボクシング世界8階級制覇のマニー・パッキャオと対戦し引き分けに持ち込むなど善戦した。左ボディー被弾させるなど、レジェンドをぐらつかせたボクシングスキルには注目が集まっている。 19日未明に米サイトがガルシアのRIZIN参戦を速報で報じ、米国PPVサイト『FANMIO』ではすでにPPVチケットの発売が開始されている。国際化に力を入れる「RIZIN」10周年の大みそか大会の熱狂は国外にも広がっていきそうだ。
ENCOUNT編集部