下っ腹が気になる人必見! 食べていなくても「ぽっこりお腹」になる原因を専門家が解説
頑張ってもなかなか改善されないぽっこりお腹、その原因は脂肪だけではなかった! NSCA公認パーソナルトレーナーの渡部広介さんがその原因を解説します。 【写真&動画】「ぽっこりお腹」を最速で凹ませる4つの方法
1.食べてなくても下腹ぽっこり、その原因は?
下腹が出てしまう原因は主に2つ。 「20~30代の若い女性に多いのは内臓の下垂です。誰でも食事を取れば内臓そのものが重くなるので下にさがり、お腹が出るものです。しかし、多くの女性はこれが普段から起こってしまっているんですね。ではなぜ下垂するのかというと、実はこれもお尻と同様、“背面の筋力の低下”が原因なんです。 試しに一度、胸をグッと開いてみてください。もし可能であれば、立った状態で膝を伸ばし、お尻もキュッと締めてみましょう。すると自然に内臓の位置が上がり、お腹もスッとへこむはずです」
2.お腹は唯一、部分痩せが可能って知ってた?
「もう一つ、30代後半以降の世代に多いのが内臓脂肪の蓄積です。内臓脂肪はつねに身体の中を巡っている遊離脂肪(いわゆる皮下脂肪)と違い、内臓周辺にとどまって各臓器を守る役割をしています。 誰でも歳を取るにつれ運動量が減っていくものですが、そのわりに食べる量は変わらない。余剰カロリーは糖分として体内に溜まっていき、それを餌にして脂肪細胞が増殖、結果としてお腹まわりの肉が増えるというわけなんです。 よく“内臓脂肪は痩せやすい”などと言われますが、これは”内臓脂肪は一箇所にとどまっているために、減ったことが分かりやすい”というのが正解ですね。つまりお腹は全身の中で唯一、部分痩せが可能な部位と言えるんです」