トラックに積み込むボックスに隙間なく品物を詰めて輸送量アップ…トヨタ出資の新興企業が取り組み公開
トヨタ自動車などが出資する新興企業「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ」(CJPT)は16日、福岡市のイオンの物流倉庫で、スーパー向けの荷詰め作業の効率化の取り組みを公開した。トラックに積み込むプラスチック製のボックスに、できるだけ隙間なく品物を詰め込むことで、1回あたりの輸送量を増やしているという。 【写真】北九州空港に到着した世界最大級の貨物輸送機「アントノフ」
CJPTは物流の効率化支援を手がけ、2021年にイオンと提携した。倉庫の作業員が荷棚から様々な形の品物を取ってボックスに詰める際、複数のボックスを載せられる台車を使うことで、隙間を埋めやすくしているという。自動車メーカーのノウハウを活用しており、担当者は「全国に広げたい」と話した。