トレイ・ウィンゲンター（AP）

　西武は6日、カブスからFAとなっていたトレイ・ウィンゲンター投手（30）と支配下選手契約を締結したと発表した。2メートル1、107キロの右腕で、背番号は「45」に決まった。 　ウィンゲンターは球団を通じ「ライオンズでプレーする機会をいただけて光栄に思いますし、とても興奮しています。勝利に貢献する準備はできていますし、ライオンズファンの皆さまの熱い声援のなかでプレーする日が待ち遠しいです」とコメントを発表した。 　オーバーン大から15年ドラフトでパドレスに指名されて入団し、18年にメジャーデビューを果たした。19年は51試合に登板したが、20年7月にトミージョン手術を受けて21年はメジャー登板がなかった。22年にレッズとマイナー契約を結び、23年にはタイガースでメジャー昇格。24年7月にレッドソックスへトレードされ、8月にカブスと契約を結んでいた。大リーグ通算は97試合で2勝3敗1セーブ、防御率5.66。 　西武の広池浩司球団本部長は「長身でありながら、横に変化するスライダーと直球が持ち味の投手です。三振が取れる投手ですし、試合の後半を任せられるリリーフ投手として期待しています」とコメントした。