60歳以上の住民110人がギャングに殺害される ハイチ
治安悪化が懸念されている中米カリブ海のハイチで、60歳以上の高齢住民少なくとも110人がギャングに殺害される事件がありました。 ロイター通信によりますと、ハイチの首都ポルトープランスのスラム街で60歳以上の高齢住民少なくとも110人がギャングに殺害されました。 ギャングのリーダーが自分の子どもが病気になったのは高齢住民らが行った魔術が原因だとして仲間に虐殺を命じたということです。 ハイチでは2021年に大統領が武装集団に暗殺されて以降、政情不安が続いています。 ことし3月には数千人が服役する刑務所をギャングが襲撃し、多くの囚人が脱獄し、地元当局が非常事態を宣言。治安の悪化に懸念が深まっています。