ニュースで「エアコン室外機」の盗難が相次いでいると知り心配です…なにか対策はあるのでしょうか?
エアコンは、暑さを乗り切るために欠かせないアイテムの一つです。しかし最近では、エアコンの室外機が盗まれる事件が相次いでいるようです。 そこで今回は、エアコンの室外機が盗まれる理由や状況をまとめました。さらに対策もいくつかご紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
エアコンの室外機が盗まれる理由
エアコンの室外機が盗まれる理由には、以下が考えられます。 ・室外機の中にある銅やアルミニウムなどの金属を売ってお金にするため ・最近の室外機は以前よりも軽く持ち運びがしやすいため ・室外機は屋外に設置され、しっかり固定されていない場合もあることから盗みやすいため 室外機は、不用品回収業者やリサイクル店などで買い取ってもらえるケースもあるようです。そのため室外機を盗む目的は、買い取りに出してお金に換えることではないかと考えられています。 物価高騰や資源原料の不足が続く中、エアコンの室外機を始めとする金属製品は、資源として価値があるといわれています。室外機に使われている銅やアルミなどは、金属買い取り業者などに持ち込めば、換金してもらえる可能性が高いようです。 また、室外機は家の外に設置してあり、軽量化されたものも増えているため、盗みやすいのかもしれません。
エアコンの室外機が盗まれやすい状況とは?
エアコンの室外機が盗まれる理由が分かったところで、次は盗まれやすい状況や場所を見てみましょう。警察署や市の情報によると、室外機が盗まれやすい場所として以下があるようです。 ・集会所や公民館 ・建築中、改装中の住宅現場 ・空き家 集会所や空き家、建築中・改装中の住宅や建物に共通していることは、比較的人の動きが少ないことです。人が住んでいる住居と比べて、人の出入りは限定されてしまいます。 また、エアコンの室外機は、家の軒下や壁面、ベランダ、屋根の上などの屋外に設置されています。そのため、人の目がなければ盗める環境が生まれやすいといえるでしょう。 万が一室外機が盗まれてしまうと、新しく購入しなければなりません。室外機のみだと10万円ほどが相場ですので、設置工事なども含めて12万円ほどの費用がかかると想定されます。