マクドナルド、レジ袋有料化・長崎で4月から 埼玉では「マックフルーリー」新パッケージ導入
日本マクドナルドは19日、4月より長崎県内の店舗で4月よりプラスチック製手さげ袋(レジ袋)を有料化し、埼玉県では「マックフルーリー」の新パッケージを導入すると発表した。 【画像】1月16日に販売終了が発表されたメニュー レジ袋有料化については、まず長崎県内全店舗(佐世保基地店を除く23店舗)で実施。「マックフルーリー」の新パッケージは埼玉県の23店舗が対象。さらに、紙カップを店舗で回収し、リサイクルするテストも東京都の一部で2月から行う。 同社は、各国のマクドナルドと協力し、グローバル全体で2050年までに温室効果ガスの「ネット・ゼロ・エミッション達成」(排出量プラスマイナスゼロ)を目指す。30年までに温室効果ガス排出量50.4%削減を目標とする。 パッケージを再生可能素材、リサイクル素材、認証素材へ移行していくほか、2024年は店舗への太陽光パネルのテスト設置拡大、省エネ機器への入れ替え、EV車充電器の導入などを進めていく。 プラスチックの削減をさらに推進するとともに、店舗をご利用されるお客様のご意見や店舗オペレーションを検証し、全国の店舗への拡大を検討してまいります。さらに、紙カップを店舗にて回収し、リサイクルするテストも東京都の一部店舗にて実施いたします。 ■日本マクドナルドの2024年の主な活動内容 (1) 店舗における省エネ機器・再生エネルギーの導入【店舗のリビルドやGOに合わせ実施】 ・エアコン使用量を制御するデマンド機器のテスト設置 ・駐車場にEV充電機器のテスト設置 ・省エネ機器(エアコン、冷凍・冷蔵庫)の計画的な入れ替え ・ 太陽光パネル設置のテスト導入 ・ コーポレートPPA契約締結を含む、再生エネルギー由来の電力調達を加速 (2)お客様提供用パッケージのプラスチック削減・リサイクル ・プラスチック製手さげ袋の有料化の先行導入【長崎県全店※佐世保基地店除く:2024年4月~】 ・マックフルーリー新パッケージの先行導入【埼玉県23店舗:2024年4月~】 ・紙カップのリサイクルテストの開始【東京都の一部店舗:2024年2月~】 (3)店舗建設における国産木材使用【2019年より展開中:店舗のリビルドやGOに合わせて実施】 ・CO2吸収にも貢献する木造躯体店舗標準化の推進 (4) ハッピーセットで提供しているおもちゃのプラスチック削減【2022年より展開中 ・サステナブル素材を使ったプログラムを増加