「動向を注視している」 レアル・マドリードがカナダ代表DFをフリーで狙う! 来夏の獲得に向けて計画中?
レアル・マドリードが、バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスをフリーで獲得することを目指しているようだ。スペインメディア『FICHAJES.NET』が、現地時間21日に報じている。A・デイビスの契約は、2025年6月30日までとなっており、今後の去就に関心が集まっている。 23歳のA・デイビスは、2019年1月にメジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンに加入。その後は、爆発的なスピードを武器に、左SBの主力として活躍している。バイエルンは、残り1年で契約が満了を迎えるA・デイビスに、契約延長を打診しているものの、交渉は難航しているという。これまでの報道によると、バイエルンは引き留めるために、年俸を倍増するなどの新たなオファーを提示する意思はなく、A・デイビス自身も、レアル・マドリードへの移籍に前向きであるとみられている 同メディアは、「バイエルンとの契約状況が話題になっているA・デイビスに対し、マドリーは、引き続き関心を示している」と報じている。さらに「高額な移籍金を支払わずに、スター選手を獲得できることは、マドリードの街の巨大クラブにとって非常に魅力的だ」と伝え、来夏のフリーでの獲得を目論んでいることを強調した。 報道によれば、ワールドクラスの攻撃的な左SBがフリーになった場合は、他のビッグクラブも獲得に向けて動き出すとみられているが、マドリー行きの可能性が極めて高いようだ。マドリーの左SBは、安定した守備に定評のあるメンディが来夏に契約が満了になることに加えて、アカデミー育ちでスペイン人のフラン・ガルシアも退団が噂されている。フランス代表のエドゥアルド・カマビンガやオーストリア代表のダビド・アラバも左サイドバックのポジションを務めることは可能だが、これまでのクラブの伝統を考慮すると、A・デイビスのような攻撃的な左SBは、マドリーにとって理想的な人選と言えると伝えられている。
フットボールチャンネル編集部