トイレの臭いが気になる!24時間「換気扇」をつけっぱなしだと、電気代はいくらかかるの?
「トイレの臭いが気になる」「毎回消すのを忘れてつけっぱなし」という方もいらっしゃるかもしれません。この場合に気になるのが、換気扇にかかる電気代です。 今回は、トイレの換気扇を24時間つけっぱなしにすると、いくらの電気代がかかるのかを解説します。さらに、なるべく電気代を抑えて使用するポイントもご紹介しますので、節約したい方はぜひ参考にしてください。
トイレの換気扇にかかる電気代
トイレの換気扇にかかる消費電力は、およそ1.4~2.4ワットです。製品によって多少異なりますが、なかには人感センサーが搭載されており、「弱」と「強」を自動で切り替えてくれるものもあります。 今回は、「弱」運転(1.4ワット)で24時間稼働した際の電気代を見てみましょう。なお、電気代単価はTEPCO 東京電力エナジーパートナーの記載に則り、30円/キロワットアワーで計算しています。 換気扇を24時間稼働した場合の電気代は、1日約1円、1ヶ月で約30円です。そのうち自動で数時間「強」運転になったとしても、消費電力が少ないため電気代はさほど変わりません。 ただし「強」運転(1.9ワット)で24時間つけっぱなしにした場合は、1日当たり約1.4円、1ヶ月で約42円かかります。わずかとはいえ無駄な電気代がかかってしまいますので、人感センサーがない換気扇の場合は「弱」と「強」の切り替えを忘れないように注意しましょう。
トイレの換気扇は24時間つけっぱなしのほうがよい?
そもそもトイレの換気扇は、こまめに消すのとつけっぱなしにしておくのと、どちらがよいのか悩む方もいらっしゃるかもしれません。トイレの換気扇を24時間つけっぱなしにするメリットは、以下の通りです。 ・臭いを除去する ・結露やカビを防ぐ ・空気をキレイにする ・ホコリがたまりにくくなる 換気扇をつけっぱなしにすることで空気を循環できるため、臭いはもちろん、湿気や花粉なども一緒に除去してくれます。トイレ内の空気を清潔に保(たも)てるだけでなく、ホコリがたまりにくくなるなどのメリットも期待できます。 特にマンションやアパートなど窓がないトイレの場合は、換気扇を24時間稼働しておくとよいでしょう。