埼玉県がコロナ会議 終了後に大野知事が会見(全文2完)学校再開は県単位で判断すべき
GW中の自宅待機者解消のめどは?
日本テレビ:すいません、日本テレビ【***00:27:43】と申しますが、ホテルのことと関連するんですけど、【以前 00:27:48】知事、ゴールデンウィーク中には自宅待機者は解消の方向にということでしたけど、現状でも200人以上の方が自宅待機ですけど、そちらももう解消は、ゴールデンウィーク中に解消のめどは立っていますか。 大野:すいません、私が申し上げたのは、ゴールデンウィーク中には1泊2日程度の調整期間で入れる態勢をつくりたいと申し上げました。つまり先ほど申し上げた1000人程度、正直、あの時点では累積の陽性者が何人になるか確固たるものは分かりませんでしたけれども、専門家の方に聞いて1000名程度ということを想定をし、そのために余裕を持って1000室。ということでその態勢を確保するということをお約束というか、努力目標として掲げさせていただいたところであります。 日本テレビ:実際のところとして、その態勢づくりというのはゴールデンウィークにはできそうだというふうにご認識でしょうか。 大野:そのためにわれわれは頑張っていますし、あとは移動とか、移動というのは、すいません、患者さんの移動ですね。こういったところもございますので、そこも含めて、まず態勢ができる。これが大切なので、それができないと移動できないので、そこをまずわれわれは全力を挙げてやらせていただきたいと思っています。
めどはまだ見えていないのか
日本テレビ:そこから待機者を0にするというのがいつぐらいまでというのは、数字のめどというのはまだ見えてないということですか。 大野:そこは今、調整班のほうで病院とかごとに、それからホテルも、ちょっと細かい話ですけども、例えばホテルが、退室された方もすでにおられますけども、退室されるとそのあと消毒とかもありますので、そういったことも含めて今、調整班でやっていますので、可能な限り早くこれをペースに乗っけるということをしたいと思っています。 日本テレビ:あともう1点なんですけど、制限が延長した部分のところで、先ほど知事、延長した場合はどうしたら解除になるのか、また解除したあとの生活はどうなるのかというのは、知りたいというお話をしてましたけれど、つまり週明けぐらいにも制限が延長されるかもという見通しもありますけど、そのときに合わせてこういった解除の条件だったり、解除後の生活のめどというのも国に示してほしいとお考えでしょうか。 大野:生活というよりも、われわれは皆さんにお願いしているのは、行動変容をお願いしますと。そのことによって、本当に完全に0になるかどうかというのは分からないわけですね。先行して減らした国々においても、やはりまだ入院患者さんもおられれば、あるいは経済活動や学校の活動などを制限されているところもあります。そうするとやはり一番いいのは内科的措置がきちんとすることが必要だし、あるいはどの程度まで減らしたらわれわれは安心といえるのか、学校再開するときにも、例えば通常お母さんもお子さんも心配だと思うんです。ここまでいったらできるんだという。ただ、そこまで目標にしないとフラストレーションがすごくたまる、あるいは会社がつぶれる、こういう状況をずっと延々と続けるわけにはいきませんから、国の責任で、だから1カ月、例えば、2カ月なんだと、こういうことをやはり示すべきだと私は思います。