文科省天下りあっせん調査結果第1弾発表(全文2完)極めて不自然、正すべき
嶋貫氏側から要求して始まったのか?
読売新聞:読売新聞の〓フクモト 00:12:25〓と申しますけど、4ページの下のほうを見て、嶋貫氏の要求に応じて人事課が将来、〓**** 00:12:40〓するために〓********00:12:41〓を渡すようになったというふうに見えるんですけども、特にこの人事課と嶋貫さんの接点、〓**** 00:12:48〓というのは嶋貫さん側から要求して始まったというような形で今のところみられる。それとも人事課側から。 松野:この事例に関して、どちら側からかということに関して今、私が認定はできませんけれども、しかし報告させていただいたとおり、新しい制度が発足以来、人事課の職員の意識の中で、人事課の職員が、このOBの再就職には関与できないということの中で、OBに、OB就職に対して期待をするようになったということも出てきておりますんで、そういうような土壌の中において、人事課経験があるOBを中心として、その関係が深まっていったということではないかと、類推をするものであります。 読売新聞:関心が深まったとおっしゃるのは、人事課側がOBの方に依頼したという〓****00:13:50〓、それとも。 松野:先ほど申し上げたとおりでありますが、今、私がこの事案に関して、どちらから申し出があったかということを判定するだけの情報を私自身は持っておりません。持っておりませんが、人事課の意識の中において、OBにこれからは頼らざるを得ないというような意識があったということは、今までのヒアリングの中においても述べられてるところであります。
再就職の仕事内容とフォーラムを活用は国民には納得いかないのではないか?
共同通信:共同通信の〓サクライ 00:14:20〓と申します。今回の資料を読むと再就職に関して、まず給与の高い保険会社の顧問ポストを用意しているとか、表看板は別目的の、フォーラムを活用した天下りをしているというのを構築していたと思うんですけど、国民感情からすれば、これは〓****ッテイル00:14:38〓と思うのですが、大臣としてはどういうふうに見られるでしょう。 松野:何と何に対する? 共同通信:こういういろんなポスト、民間企業のポストを用意して、月、週1回か、1日か2日、勤めただけであとは再就職の仕事ができるようにすると。で、しかもそのフォーラムは表向きには別の仕事をしていることになっているというような、かなり複雑な仕組みをつくってやっていたということなんですけど、こういうのは国民感情からするとちょっとずるいんじゃないかというふうに思われるかと思うのですが。 松野:まず事実関係からお話をさせていただきますと、この生命保険会社の顧問に関しては嶋貫氏が最初に顧問として就職をした人物だということではありません。これに関するご評価はまだあるかと思いますが、事実から言えば、従前から文科省OBがこの保険会社の顧問として就任をしていたという事実がございます。 次のこういった環境整備の中でOBの再就職活動、これが、OBによる再就職活動というのは現行規定においては認められてはいるわけでありますけれども、そこに事実上人事課の職員も絡んで、法の趣旨を潜脱する目的のためにこういった枠組みが出来上がってきたということは、これはもう国民の皆さんの目から見ても、極めて不自然であり、正すべきものであるとお考えになっていると私も考えております。