錦織圭 21年シティ・オープン以来の4強に「相当昔だね。このレベルで勝ててるのはハッピー」 次戦は中国の19歳 香港オープン
◆男子テニス ▽香港オープン 第5日(3日、香港) 元世界ランキング4位、現同106位の錦織圭(ユニクロ)がフルセットでベスト4に進出だ。同49位のキャメロン・ノリー(英国)に6-3、3-6、6-2の1時間41分で勝ち、準決勝では同50位の商竣程(中国)と対戦する。ツアーでの4強入りは、21年8月のシティ・オープン以来。準決勝は4日、第1試合が日本時間午後3時開始のセンターコート第2試合だ。主な一問一答は次の通り。 ―タフな試合だった。 「やりにくかった。ずっと相手は安定していたけど、チャンスを少しだけくれたのはラッキーだった。アグレッシブに行けた」 ―21年シティ・オープン以来のベスト4だが。 「お~、相当昔だね。でも、このレベルで勝てるのは、とてもハッピー」 ―ここまで最初の大会で期待していたか。 「1回勝てるかなとか、そんな感じだった。1試合ずつ思っていたけど、ここまでできるとは思ってなかった」 ―最終セットのブレイクしたところ。フォアの当たりそこねがロブになった。 「もう90%はあきらめていた。良く反応した。あの反応が残っていたのは、戻ってきたなと感じる」 ―体が万全だったら、ここまでできる。 「そう思いたいが、速いコートなので、それに正式にカウントできるかなと。まあ、カウントはしづらいけど、いいプレーはできている」 ―準決勝へのプレッシャーは。 「全く。ゼロ!」 ―次の相手は。 「非常にタフな相手。特に速いコートでは。苦手ではないが、強いなという印象がある。若手のパワフル・ヒッター」
報知新聞社