鶴田真由、思わず見とれる笑顔を目撃! 趣味の“芸術系”仕事に没頭できるのは“よき夫”のおかげ
8月下旬、オシャレな男女が行きかう都内の街。とあるビルから姿を現したのは女優の鶴田真由だ。見とれるような笑顔を残し、軽い足取りで帰途についた。 【写真】2008年に訪れたブータンでは、「ブータン人の礼節ある佇まいや国に対する誇りを感じました」と語る鶴田 1988年のデビュー以来、ドラマや映画で幅広く活躍し、屈指の実力派女優として知られる鶴田。2024年で54歳になるが、「結婚したい女優」を長年、キープしたころからの変わらぬ美貌と、華やかなオーラは健在のようだ。コンスタントに出演作を重ねてきたが、近年、女優としての露出は少々、控えめな印象が否めない。 「2023年11月、バラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にゲスト出演し、久々に彼女の顔を見た、という視聴者の声も多く聞こえました。2023年はNHK連続テレビ小説『らんまん』や、映画『かぞく』などに出演したものの、2024年に入ってからはめぼしい出演作もなく、女優業は開店休業状態。目につく仕事は、演奏会での朗読くらいです。キャリアは申し分ない方ですし、オファーがないわけではなく、仕事を選んでいるのではないでしょうか」(芸能記者) そんな鶴田の近況について、ある美術関係者が明かす。 「たしかに、鶴田さんが入れている仕事は、年に数本ほどです。それも、あまりお金にならないアート系の語りの仕事や、小劇場での主演など、“趣味”のような仕事ばかり。それは、旦那さんのサポートに回っているからなんです。鶴田さんの旦那さんは、東北芸術工科大学学長の中山ダイスケさん。現代美術家として世界的に有名な方で、鶴田さんがニューヨークで休暇中、知人を介して知り合ったとか。鶴田さんは初対面のとき、『この人と結婚する』と直感が働いたと語っています。 出会った直後から交際がスタートし、2001年12月にスピード婚を迎えたのも、彼が“芸術家”というところが大きかったと思います。というのも、鶴田さんは両親が美大出身で、彼女自身も大学で西洋美術史を専攻するほど、アートにどっぷりな家庭で育ってきました。彼女が芸術系の仕事を多く受け、坂本龍一さん、中田英寿さん、小沢健二さんといった、才能豊かな男たちと浮名を流してきたのも、そんな生い立ちが影響しているのでしょう」 夫の中山氏は基本、大学がある山形県に居住しているため、鶴田が山形に行ったり、大学が休みのときに中山氏が帰京したり、お互い東京と山形を行き来する生活が、もう6年も続いているという。 「鶴田さんは、中山さんに相談して自分の仕事を決めており、彼の稼ぎがあることで、出演料が安い仕事でも平気なわけです。中山さんが総合プロデューサーを務め、毎年おこなわれているアートイベント『山形ビエンナーレ』にも、これまで数回、協力で出演しています。ほかにも、自分で撮った花の写真展を開いたり、中山さんの許可が出れば、フラリと1人旅に出かけたり……。ただ、その行き先は、普通の女優さんみたいに、パリやニューヨークといった場所ではありません。彼女は外務省から委嘱されて、アフリカ開発会議の親善大使を務めている関係で、アフリカにも頻繁に訪れています。 もともと、20代のときに屋久島をひとりで訪れて以来、旅にハマッたようですが、お気に入りはイランと南インド。とくにインドの影響は大きく、古典的な瞑想法の『ヴィパッサナー瞑想』を日課でおこなっているそうです」(同前) 9月からは銀座で展覧会を開催予定の鶴田。よき夫のおかげで、充実した暮らしを送っているからこその“笑顔”のようだ。